車椅子の使い方

How to use a Wheelchair

車椅子をお使いになる前に

全ての車椅子は工場出荷時に点検・調整済みですが、運送時の振動等により調整に狂いが生じる場合があります。

安全のため、車椅子を使用する前に各部の点検・簡易動作チェックを必ず行ってください。

点検・調整が不十分なまま走行すると、車体の破損・事故につながる恐れがあります。

車椅子使用前のチェックポイント

<装着品の確認>

  • 背シート、座シートは、しっかりと固定されていますか?
  • 背折れ金具は、しっかりと固定されていますか?
  • 肘掛けは、しっかりと固定されていますか?
  • 足ベルトは、しっかりと取付けられていますか?

<全体的に>

  • ガタつきはありませんか?
  • まっすぐに走りますか?
  • 各部ボルトやナットが緩んでいませんか?
  • ワイヤーが部品等に引っかかっていませんか?

<後輪の確認>

  • タイヤにキズがありませんか?異物が刺さっていませんか?
  • タイヤの溝が充分残っていますか?変形していませんか?

<脚部>

  • ステップ板がパタパタしていませんか?
  • キズや亀裂等はありませんか?

<ブレーキの確認>

  • 駐車ブレーキ及び介助ブレーキが正しく作動しますか?
  • ブレーキをかけた状態で後輪が回転しませんか?

<肘掛け>

  • キズや亀裂等はありませんか?

<介助者される方へ>

  • 長期間の使用や使用頻度によっては、キャスタ車輪、脚部、肘掛け等の劣化がすすむことがあります。
    使用前点検を必ず行ってください。
  • 異常がある場合は、使用を中止してください。
  • 急な坂道・凹凸や段差のある場所・踏み切りの横断・エレベーターの乗り降り等の溝のある場所・その他危険が考えられる場所では、必ず介助者が付き添い、ご利用者の身体を支える等転倒防止に努めてください。
  • 車椅子に乗って介助しないでください。
  • ご利用者の身体の一部及び衣服が、タイヤに触れたり挟まったりしないよう注意してください。
  • ご利用者の身体の一部及び衣服が、建物、通行者及び地面に触れたり挟まったりしないように注意してください。
  • 重い荷物を車椅子に載せたり、押手に提げたりしないでください。
  • 段差を乗り越える時等、キャスタを持ち上げる際は必ずティッピングレバーを踏んで両手と足で車椅子を持ち上げるように操作をして下さい。

警 告 ■ステップ板の高さは地面より5㎝以上で使用してください。
低すぎると路面の凹凸や障害物にステップ板があたり、転倒事故の原因になります。
車椅子のステップ板の高さ

各部ごとの車椅子の使い方

車椅子の拡げ方

車椅子の拡げ方

間違った車椅子の拡げ方を行うと拡げる方が手や指を挟んでケガをするだけでなく、車椅子を利用される方の転倒・転落事故の原因になることもあります。こちらでは折りたたまれている車椅子を正しく安全に広げる方法を解説しています。
車椅子の折りたたみ方

車椅子の折りたたみ方

自動車などに車椅子を載せる時や長期間使わずに保管する時など車椅子を折りたたむことで収納スペースを縮めることができます。しかし、間違った折りたたみ方だと車椅子を壊してしまいかねません。こちらでは車椅子の正しい折りたたみ方を解説しています。
自走用車椅子の動かし方

自走用車椅子の動かし方

車椅子は大きく分けて介助者に押してもらうことで移動する介助式と利用者が自分で動かすことで移動する自走式の2種類に分けられます。こちらでは自走式車椅子の動かし方や利用者のケガや事故を防ぐための注意点などを解説しています。
駐車用ブレーキの使い方

駐車用ブレーキの使い方

車椅子の駐車用ブレーキは主に車椅子の乗降りや利用者の方がベットへ移乗する時などに車椅子が動くことでの事故やケガを防ぐためにも必要なブレーキです。こちらでは車椅子の駐車用ブレーキのロック方法と解除方法を解説しています。
介助ブレーキの使い方

介助ブレーキの使い方

介助ブレーキは車椅子を押して解除される方が握る押手に取り付けられている自転車のブレーキによく似た形状のブレーキですが、自転車のブレーキと同様に両側同時にかけることや急ブレーキを避けるなどの注意点があります。介助ブレーキの使い方を解説しています。