車椅子は、ご利用になる方の安全と快適さを支えるさまざまなパーツでできています。
今後のお手入れや日々の操作、トラブル防止のために、まずは各部位の名称と役割を知っておくことが第一歩となります。
取扱説明書をより深くご理解いただくためにも、ぜひご一読ください。

背もたれ。ご利用者の背中を支え、座り姿勢を安定させる部分です。快適な座り心地を保つとともに、正しい姿勢の維持をサポートします。
肘掛け。ご利用者が肘を置いたり、立ち上がりの際に体を支えたりする部分です。可動式タイプなら、ベッドなどへの移乗時に邪魔にならずスムーズな移動をサポートします。
姿勢をしっかり保ち、ずり落ちや転落を防ぐためのものです。安全で快適な乗り心地を支えます。
座る場所です。この部分の横幅を「座幅(シート幅)」と呼び、ご利用者の体型に合った車椅子を選ぶ際にとても重要なサイズとなります。
ご利用者の足を支える部分全体を指します。可動式(スイングアウト・開閉・着脱式)タイプの場合、ベッドや椅子への移乗時や、足こぎで移動する際に足元が広く使えるため大変便利です。
足が後ろに落ち込むのを防ぎ、適切な位置で支えるためのベルトです。乗車中の安全と足元の安定感を高めます。
足を乗せる場所です。走行中に足が地面へ落ちるのを防ぎ、安全に足を支えます。
介助者が車椅子を押して移動させる際に握る部分です。安全な走行や方向転換をコントロールします。
介助者が操作するブレーキです。自転車のようにレバーを握ることで、坂道などでのスピード調整や減速を安全に行えます。
背もたれを折りたたむための金具です。ワンタッチで背もたれを折りたたむことができ、車のトランクへの積み込みや保管時にコンパクトに収納できます。
自走できる車椅子の駆動輪です。(介助用の場合は主車輪となります。)車体とご利用者の体重をしっかり支え、安定した走行を可能にするメインの車輪です。
座面の脇にある保護カバーです。衣類や服の裾がタイヤへ巻き込まれたり、泥やホコリで汚れたりするのを防ぎます。
駆動輪(後輪)の外側に付いているリングで、自走する際に使用します。ご利用者自身が直接手で回すことで車椅子の速度や進行方向をコントロールできます。
段差を乗り越える際に、介助者が足で踏み込んで前輪(キャスター)を持ち上げるためのレバーです。
乗り降り時や停止時に車輪を固定するためのブレーキです。レバーを操作してタイヤをロックすることで、車椅子が勝手に動くのを防ぎ、安全な乗り降りをサポートします。
自在に方向転換できる小車輪です。後輪に比べ直径が小さく360度回転するため、室内や狭い場所での方向転換がスムーズに行えます。